結婚することが決まると、急に慌ただしくなりますよね。両親への挨拶や結納、それに指輪の購入も必要です。
中でも時間を要するのが、結婚式場選びです。一生に一度のことですから、結婚式場は簡単には決まりません。
そこで結婚式場を決める大きな参考になるのがブライダルフェアです。でもブライダルフェアって、いつ頃参加するべきなのか悩みますよね。
何年も先を見据えて参加してもいいの?
もう来月にでも結婚式したいくらいだけど参加していいの?
今回はブライダルフェアの適切な参加時期について、ポイントを紹介していきます。
ブライダルフェア参加時期1:ベストな時期は1年前
もし結婚式の具体的な時期が決まっているのであれば、1年前からブライダルフェアに参加することをおすすめします。
そんなに早くから?と驚かれる人もいますが、1年くらいの期間がないと余裕を持って結婚式場選びや結婚式準備はできません。
ここで結婚式当日から逆算して、結婚準備などにかかる目安の期間を見ていきましょう。
・~2週間前 最終事項決定
・~1ヶ月前 人数確定⇒席次表確定・作成
・~2か月前 見積もり事項決定・具体的な進行内容決定
・~3ヶ月前 招待状発送
・~4ヶ月前 招待状作成
・~5ヶ月前 招待客リストアップ
・~7か月前 衣裳検討・決定
・~8ヶ月前 結婚式場検討・決定
おおまかな期間と準備ですので、結納やブライダルエステなど…他にも多数の項目が追加されます。
余興の打ち合わせをしたり、DVDを作成する人もいるでしょう。仕事をしていると動けるのは週末のみです。こうして見てみると過密スケジュールですよね。
では話をブライダルフェアの時期に戻して考えましょう。
ブライダルフェアは毎週開催しているものではありません。特に大安の土日は、婚礼が入ってしまっているので会場が空いていないのです。
ブライダルフェアは婚礼が入っていない日時に限定して行っているので、人気のある結婚式場だと月に数回しか開催していないのです。
自分たちの都合とブライダルフェアの開催日を調整すると、参加できるのは月に1~2回です。3~4つのブライダルフェアに参加する場合は、3~4ヶ月前から参加することになりますね。そうなると、ベストな参加時期は1年前ということになるでしょう。
ブライダルフェア参加時期2:一番多いのは半年前
ブライダルフェアに参加するベストな時期は1年前ですが、なかなか前もつて計画的に行動するのは難しいものです。それにプロポーズされてから結婚式まで1年も待てないという人もいるでしょう。
ブライダルフェアに参加するカップルの多くは、希望時期の半年前に参加しています。半年前だと成約してすぐにドレス選びやリストアップがスタートし、忙しくなります。しかしあまり期間を空けずに、結婚へのテンションが高いまま準備ができるのはメリットでもあるでしょう。
ブライダルフェアの参加時期が半年前となるカップルには、二つのパターンがあります。
ある程度の希望時期が決まっていて、その時期から逆算して半年前にブライダルフェアに参加するパターンです。例えば12月のクリスマスに入籍を検討し、その前後に結婚式をしようと考えているとします。そうなると6月頃が半年前になるので、ブライダルフェアに参加を始めるという感じですね。
特に希望時期がない場合は、ブライダルフェアに参加したときに日程の相談をします。そこであまり先延ばしにせずに半年後を目安に成約する場合も多いです。6月にブライダルフェアに参加した場合、プランナーとの相談会で12月頃だと準備もスムーズにいくとメリットをあげられて成約を決めるのです。結婚式場側としては、あまり先の予約ではなく、直近の予約を入れてほしいと思っています。そのため半年後を目安に成約をすすめるのです。
ブライダルフェア参加時期3:4ヶ月以内だとお得になる場合もある
ブライダルフェアの参加時期によっては、特典がつく場合もあります。参加した時期から、結婚式の日程までが直近であるほどに特典も多くなるでしょう。これはどのようなことから付く特典なのかを説明していきましょう。
結婚式で人気のある日時にはいくつかの法則があります。
・寒暖の激しくない気温が安定している時期(春・秋)
・日柄の良い日(大安・友引)
・イベント日(クリスマス・バレンタイン・七夕など)
・覚えやすい日(11月22日・10月10日など)
人気のある日時は限られているので、早い段階で予約が埋まっていきます。それこそ1年前から予約が入っていることもあるでしょう。反対に人気のない日は婚礼が埋まらないまま残ってしまいます。
・寒暖が厳しい時期(夏・冬)
・日柄の悪い日(仏滅)
このような日は1ヶ月前になっても空いていることが多いです。そこでブライダルフェアを開催するという流れになるのです。
ブライダルフェアに参加した時に、直近の空きがある日程で成約をすることは結婚式場にとって有難いことです。空きが埋まるのであれば、ある程度の割引は惜しみません。特に4ヶ月以内だと埋まる見込みが低いので、割引率も高くなるでしょう。
慌ただしく準備に追われてしまいますが、少しでも安く結婚式をしたいという人。ブライダルフェアから近い時期に、交渉して成約することをおすすめします。
ブライダルフェア参加時期4:結婚が決まっていなくてもOK
ブライダルフェアに参加するのに必須条件はありません。プロポーズ前の男女でも気軽に参加して大丈夫です。つまり結婚時期というより、結婚の予定が未定であっても参加して良いものなのです。
ブライダルフェアは、まず「結婚式に興味をもってもらうこと」が第一です。いつか結婚する可能性があるのであれば、未定であっても何も問題はありません。ブライダルフェアは未来の自分たちの参考になるものです。また結婚の意欲を高めるものでもあります。遠慮せずに参加しましょう。
ただ無理に嘘をついて誤魔化すようなことはせずに、予約や相談会の時には「未定」であることを伝えておくのがマナーです。
ブライダルフェア参加時期5:季節や目安があると良い
ブライダルフェアの参加時期は、通常結婚式の時期が決まってから考えるものとなります。でも結婚式の時期は何を元に検討すれば良いのか悩みますよね。まずは結婚式の時期をある程度絞り、そこから逆算してブライダルフェアの参加時期を決めると良いですね。
結婚式の時期にこだわりがない場合は、ある程度ポイントを出して考慮してみましょう。
・どちらかの誕生日
・好きな季節
・結婚式のテーマにしたいイメージ(海・ハロウィーンなど)
・仕事が落ち着いている時期
具体的な日程を決める必要はありませんが、おおよその目安があると良いでしょう。まずは結婚式を挙げる日程の目安を考えてみてください。
ブライダルフェア参加時期6:プロポーズされたら
「鉄は熱いうちに打て」という言葉があります。これは時期を逃さないうちに実行した方が良いという意味の言葉ですね。結婚をする時の鉄が熱い時期とは、プロポーズをされた直後です。一番結婚への意欲やテンションが上がっている時期です。
そこでプロポーズをされたら結婚情報誌を購入し、すぐにブライダルフェアに参加してみましょう。結婚式場を選ぶのは、縁やタイミングです。この縁やタイミングを逃さないためにも、鉄の熱いプロポーズをされた直後の時期が一番良いのです。
ブライダルフェアの参加をしながら、同時期に結納や指輪購入などを進めていってください。理想としてはプロポーズをされた1年以内には婚姻届けを提出して、結婚式を挙げるのが良いでしょう。
ブライダルフェア参加時期7:遅くていつまでに参加するべきか
結婚時期にこだわりがあり、その時期が迫ってきている場合。遅くてもいつまでにブライダルフェアに参加可能なのでしょうか。
例えば12月に30歳の誕生日を迎えるので、12月中に結婚式をしたいと希望します。今が9月だとすると、もう3ヶ月しかありません。これではもうブライダルフェアに参加している暇なんてないと考えますよね。12月の結婚式を諦めるか、ブライダルフェア参加を諦めるかになります。
さて、ここで最初にお話しした結婚式準備について考えてみましょう。結婚式準備で絶対に期日を守らないといけないのは、招待状の発送です。結婚式の直前に招待状が届くのでは、予定の調整もできませんし失礼です。招待状は結婚式の2か月前にはゲストの自宅に届いている必要があります。
作成時期が約1ヶ月かかるので、遅くても3ヶ月前には結婚式場を決定している必要があります。つまり12月の結婚式が希望の場合は、9月がぎりぎりのタイムリミットだといえるでしょう。9月にブライダルフェアに参加して即決し、すぐに打ち合わせを開始すれば間に合います。
ただ何事もぎりぎりに行うと思考能力が下がってしまいます。もう少し時期に余裕を持って参加することをおすすめします。
ブライダルフェア参加時期8:早いほど良い
ブライダルフェアの参加時期は早いほど良いでしょう。結婚は決まっているけど、まだ参加は早いかな?なんて待つ必要はありません。とりあえず足を運んでみましょう。早ければ早いほど、良い日程に空きがあるので希望の日に予約が可能です。
数か所のブライダルフェアをゆっくり比較検討することもできます。また少し日程が迫ってきた時に再度参加することもできます。早く参加して後悔することはないので、早いほど良いと思って行動してください。
まとめ
ブライダルフェアの参加時期は、意外と悩んでしまうところです。でも難しく考える必要はありません。結婚が決まっているのであれば、ブライダルフェアにたくさん足を運ぶことをおすすめします。時期に関係なく、気になる結婚式場はどんどん参加しましょう。
また心配や不安がある場合には、ブライダルフェアに参加する前に直接電話で相談してみましょう。成約前だからと遠慮する必要はありません。結婚式場側も親身になって解決してくれるはずです。一番いい策を考えてくれるでしょう。
大切なのは後悔しない結婚式場選びをすることです。そのためにもブライダルフェアを有効活用してくださいね。
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