結婚式の新郎スピーチで困らない!最高のスピーチの為の実例と応用

結婚式の新郎スピーチで困らない!最高のスピーチの為の実例と応用

目前に迫った結婚式、新郎さんで「どうやってスピーチしようか?」と不安な方は多いのではないでしょうか。

特に新郎にとっては「結婚式のスピーチ」というのはイメージがつきにくいものです。

ビジネス上のプレゼントも、気軽な飲み会の一言とも違います。一生に一度の結婚式、何も考えずにスムーズにスピーチができる方が珍しいです。

新郎のスピーチは、披露宴の結びの場面。結婚式のクライマックスで、家族・ゲストに喜んでもらえる最高のスピーチがしたいと思いませんか?

今回の記事では、結婚式業界で10年以上の経験を持つ筆者が

  • 誰でも、ゲストに感謝を伝える最高のスピーチをするための必須知識
  • タイプ別・おすすめスピーチ例文
  • ここも忘れず!ウェルカムスピーチ例文

をお伝えします。スピーチの例文以外にも、覚えておいて損はないポイントが多くありますので、ぜひ参考にしてください。

まず知っておきたい!新郎のスピーチの基本を解説

スピーチの例文に入る前に、意外と結婚式関係者の間でも見解がわかれがちな、スピーチのポイントについてお話ししておきます。

スピーチの例文をまず見たい、という方は「新郎スピーチの基本構成」から進んでください。

担当プロデューサーの方などでも、意見が分かれるところですが、筆者は全国20会場以上の結婚式場担当者と事例について議論した結果、以下のポイントが正解と考えています。

  • (1)うまく話そうと意気込むのが逆にNG
  • (2)原稿を用意しておいて、できるだけ見ないで話すことを心がける

詳しくお話ししていきます。

(1)うまく話そうと意気込むのは逆にNG

冒頭でもお話しした通り、結婚式の結びのスピーチ、しっかり話していいところを見せたい!と思うのは当然です。

しかし、うまいこと話そう・良いことを言おうと意気込まないことも矛盾するようですが大切なのです。

そうしないと、自分では気づかなくても

  • 芝居がかった・または抑揚のないスピーチになってしまう
  • 気合が空回りして、逆にうまく話せなくなる

ことがあります。

かしこまった内容のスピーチをする場合でも、必要以上に「うまく言おう」としないことが大切です。

新郎のスピーチでゲストががっかりすることはほぼない

これは会場担当者としての見解ですが、新郎のスピーチで、ゲストががっかりすることはほぼありません

どれだけ内容が飛んで話せなくても、ウケを狙って失敗してしまっても、ゲストはいつまでも引きずりません。親族でもめでたい席だからと、特に気にしない方が多いです。

そして、あなたが思う通りのスピーチを心を込めて行えたら、しっかりとあなたの株は上がります。

デメリットは少なく、成功したときのメリットは大きいです。そう思えば、自然体でスピーチに臨めるとは思いませんか?

(2)原稿を手に持っておいて、できるだけ見ないで話すことを心がける

世の中の結婚式レクチャーでは

  • 「原稿をまるごと読んでしまうと心が伝わらない」
  • 「原稿を用意しておかないといざという時に取返しがつかない」

という両方の意見があります。

どちらも一理ありますが、筆者としては後者に寄りつつ、「原稿を手に持っておいて、できるだけ見ずに読むこと」をおすすめします。

その理由は

  • 原稿を手に持っておくことで安心感がある
  • 言葉に詰まってから原稿を取り出すのは多少間ができてしまう
  • まるまる棒読みでなければ、ゲストは原稿を読んでいてもまったく気にしない

からです。

原稿を用意しておくのは必須として、内ポケットに入れていた場合、言葉に詰まってしまってから胸ポケットから取り出している間も、結構な時間になります。

よりスマートにド忘れの危機を切り抜けるためには、はじめから手に持っておきましょう。

そらで話せそうなら、原稿を見なければいいだけの話です。

ゲストや親族は、初めから最後まで、原稿をまるっと棒読みになってしまうのでなければ、原稿を読んでいてもまったく気にしません。

新郎スピーチの基本構成

結婚式での新郎のスピーチ基本構成

いよいよスピーチの例文・内容に入っていきますが、スピーチの基本構成は、以下の図のように

  • 各方面に向けたお礼
  • 決意表明・今の想い
  • これからのお願い
  • (ゲスト、家族への感謝)
  • 結びの言葉

からなります。このフォーマットに従えば、大きく外すことはありませんので、覚えておきましょう。

スピーチを通して、どう思われたいかでフォーマル・自然体を決める

あなたは、結婚式でのスピーチを通して、どう思われたい・どんな印象を残したいでしょう。

  • 頼もしい・安心できると思われたい:フォーマルよりのスピーチ
  • 自然に感謝を伝えたい:自然体のアットホームなスピーチ

に振ることをおすすめします。今回も、このフォーマル/自然体に分けて、スピーチの例文をご紹介します。

これを基本として話せば、きっと理想的なスピーチができますよ。合わせて、カスタマイズ例文・ポイントもご紹介します。

頼もしさ・安心できると思われるためのフォーマルなスピーチ例文

(各方面に向けたお礼)

本日はお忙しい中、私たち二人のためにお集まりいただき、誠ににありがとうございます。

披露宴では、皆さまより心のこもったお励ましやお祝いのお言葉を頂戴し、身に余る光栄です。

皆さまのおかげで、滞りなく披露宴を執り行うことができ、感謝いたします。

(決意表明)

こんなにも多くの方々に見守っていただいている感謝とともに、皆さまからいただいたお言葉を胸に、

いかなる時も二人力を合わせて、幸せな家庭を築いてまいりたいと存じます。

(ゲスト、家族への感謝)

そして私を育ててくださったお父さん、お母さん。今日という日を迎えられたのも、おふたりが私を時に厳しく、愛情たっぷりに育ててくださったからこそです。

今まで本当にありがとうございました。

(これからのお願い)

そして、新婦○○さんをを育ててくださったお父さん、お母さん。今までお二人が大切に育ててこられた○○さんを、これからは私が守っていきますので、末永くよろしくお願いいたします。

まだまだ未熟な二人で、皆さまにご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、どうか今後とも、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

(結びの言葉)

結びとなりますが、本日の式を迎えるにあたり、ご協力いただいた式場スタッフの皆さまにもお礼申し上げます。本日は、まことに有難うございました。

ポイント:新婦を指すときは、名前で呼んだ方が好印象

親御さんと新婦との関係性によりますが「これからは私が○○さんを守っていきます」といった場面では特に「新婦」と呼ばないほうがおすすめです。

すべてのスピーチ例文に共通しますが、新婦は名前で呼ぶことの方が最近では自然です。スピーチの最初に、新婦を指す際に、「新婦○○さん」とつけるのは問題ありません。

ポイント:フォーマルなスピーチの場合は、ふたりの馴れ初めは特に不要

乾杯発声前などに、司会からふたりの馴れ初めを話してもらうことがあります。アットホームなスピーチであれば、新婦とはこう出会って、お付き合いすることになった、と話すのはおすすめです。

しかしフォーマルなスピーチの場合は、司会の紹介内容とほぼ被ってしまいます。無理には入れなくてもよいでしょう。

アレンジのポイント・例文を紹介

また、実際のスピーチで話されることが多いポイントについて例文をまとめました。以下について当てはまる場合、話したい場合の参考にしてくださいね。

入籍の報告:フォーマルバージョン

さて、私たち二人は、(本日)○月○日、□■市役所に婚姻届けを提出し、夫婦としての生活を開始しておりますことを、この場を借りて皆さまにご報告させていただきます。

授かり婚について報告:フォーマルバージョン

実は、(新婦の名前)のお腹には、新しい生命が宿っております。

これからは私たちの両親を見習い、よき父、よき母になれるよう努力し、愛情あふれる幸せな家庭を築いていきたく思っております。

自然体で感謝を伝えるためのカジュアルなスピーチ例文

(各方面へのお礼)

今日は、僕たちふたりの結婚披露宴にご出席いただき、誠にありがとうございます。たくさんのお祝いの言葉をいただき、本当に嬉しく思っています。

(ゲスト、家族への感謝)

忙しい合間をぬって準備してくれた余興を披露してくれた同級生のみんな、とても感動しました。

(決意表明)

そして、(新婦の名前)さんへ、あたたかい余興を贈ってくれた友人の皆さん。○○さんに寂しい想いをさせて叱られないように、しっかり愛情を持って支えていきます。

(これからのお願い・結びの言葉)

今日から僕たちは新しい家庭を築いていきます。 みんなが祝ってくれたこの日のことを一生忘れることなく、歩んでいきたいと思います。

これからも、僕たちふたりのことをよろしくお願いいたします。本日は本当にありがとうございました。

アレンジのポイント・例文を紹介

よく実際のスピーチで話されることが多いポイントについて例文をまとめました。以下について当てはまる場合、話したい場合の参考にしてください。

入籍の報告:自然体のスピーチ例文

さて、僕たち二人は(本日)○月○日、■□市役所に婚姻届けを提出し、晴れて夫婦となったことを報告させていただきます。

授かり婚について報告:自然体のスピーチ例文

ここで、皆さんにご報告があります。実は(新婦の名前)のお腹には、僕ら二人の愛の結晶が宿っています。

ウェルカムスピーチの例文・ポイントを解説

結婚式で、新郎がスピーチをする場面は、何も結びの場面だけではありません。披露宴開宴時のウェルカムスピーチを新郎から行うこともあります。

そんなときにも困らないように、以下の例文やポイントを押さえておきましょう。

ウェルカムスピーチも、基本の構成があり、以下の流れを押さえておけば間違いありません。

  • ゲストへの感謝の言葉
  • (挙式を挙げた場合)挙式の報告
  • おもてなしの言葉

新郎からのウェルカムスピーチの例文

(ゲストへの感謝の言葉)

本日は、お忙しい中、私たちの結婚披露宴にお越しいただき、まことにありがとうございます。

(挙式の報告)

さきほど、チャペルにて皆さまに見守られながら、無事に式を挙げることができました。

今あらためて、夫婦となった喜びをかみしめております。

(おもてなしの言葉)

つきましては、日ごろからお世話になっている皆さまに、感謝の気持ちを込めて、ささやかですがこのような席を設けさせていただきました。

限られた時間ではありますが、皆さまにはぜひおくつろぎいただき、お食事と歓談をお楽しみいただければ幸いです。

ウェルカムスピーチ・アレンジのポイント

少し堅い…という方には以下のように差し替えてもよいでしょう。

(おもてなしの言葉パターン1)

今日は堅苦しくないパーティーにしたいと思っていますので、ぜひリラックスしてお楽しみください!

(おもてなしの言葉パターン2)

皆さんとおいしい食事を楽しみながらなごやかなパーティーにしたいと思い、この会場(言いにくければスタイル)を選びました。

ぜひ、たっぷりお食事を堪能してください。

さいごに

いかがでしたか。今回の記事では、結婚式での新郎のスピーチを誰でも成功させるための

  • 新郎スピーチのポイント・注意事項
  • タイプ別、新郎スピーチの例文
  • スピーチアレンジのための参考例
  • お忘れなく!ウェルカムスピーチの例文・ポイント

をお伝えしました。

今回の内容にしたがっていただければ、誰でも間違いのない結婚式スピーチができるはずです。

また、例文を参考に内容をしっかり作っておくことも大切ですが、棒読みでは本末転倒です。心をこめて、自然に話すことが重要です。

作っておいた原稿と、一字一句同じことを話す必要はありません。

ポイントを押さえておけば、多少違ってもゲストは気にしませんので、ぜひ安心して臨みましょう。もし想いが溢れてうまく話せなかったとしても、逆にゲストの感動を呼ぶシーンになりますよ。

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